METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN PS4 PlayStation 4

続編が作れそうな感じの終わり方で小嶋監督が去ってしまったので若干消化不良ですが非常に楽しめるゲームでした。何度も何度もやりまくりました今でもデータは残してありますしまたやりたいなと思っている程楽しめるゲームです。小島監督とコナミで作れないかなまぁ無理なんだろうけど残念。

ストーリーが短いとか言われてますが２章が尻すぼみなのでそう感じるだけだと思います。確かにその２章は色々中途半端ですが、総合的にはそれでもなお普通のゲームを以上のボリューム、作り込みなので☆１や２はどうかと思います。おかしいです。叩くのは。だって１章で終わりだとしても十分フルプライスゲームの基準は満たしているんですから２章はあるだけでもましと解釈できますよ。いわゆるゼノギアスみたいなもんです。ただもともと２章もガッツリ作り込む予定だったからか、悪に落ちる描写が書けなかったのは確かに残念ですが。その辺考えて☆４ですかねとにかく最も気に入ったのは各ミッションをＳランクで埋めていく際、評価制になったことでマイ武器マイ戦術マイルートで攻略できるようになった点です。ノーキルノーアラートでなくてもＳランクが取れます。今まではＳランクを狙う場合は使う武器や戦術はもちろん、ルートもほぼ全て１通りとならざるを得なかったのです。そしてそのさじ加減も非常に良い感じ。①従来通り、ノーキルノーアラートの方が最もＳランクが取りやすい。②脱出する時に一度だけ見つかり、やむなく銃撃応戦して１～２体キルしかし道中の捕虜を全て救出しており、しかも可能ならば回収しろと言われた資料もしっかり回収したのでトータルでＳランクとする③ランボープレイだとＡが限界、Ｓはまず無理てな具合ですおかげで自分の好きな武器、戦術、ルートを構築しやすいです非常に大きな良点だと思います

発表された当初、監督も俳優陣も自信があると述べていました。実際、オープンワールドの質感と操作性は今でも屈指の完成度です。しかし、物語が途中から途切れ途切れの内容になっており用意してあった物語を省いてある、そうするしかなかったんだなとわかります。映像で語れない部分を背景の物語をカセットテープ形式で知れるのですが質が高い。本編のドラマ部分を十分補ってます。ドラマCD形式はお手本としかいいようがないです。全体の構成で言えば各部分はテレビドラマ的形式でそれを映画的空気で包み込んでいるという印象です。両方を大事にした野心的挑戦ですね。演出面で言えば冒頭の病院から抜け出す辺りまでゲームと映画の高度な融合です。こんな凄いの初めて見ました。巨大ロボットのサヘラントロプスが絡む場面の見せ方もうまかった。空から勢いよく降りてくる迫力。少年時代のリキッドが操るサヘラントロプスから逃げる場面ではずっと視点がヴェノム・スネークの立ち位置で決してサヘラントロプスから見た景色や全体を俯瞰で見せるような文脈を考えてない下手なことをしません。ここぞという際にスローを用いて緊張感と重力が伝わってきました。車の後ろでスカルフェイスがヴェノム・スネークへ語る場面は一番好きです。長いし、説教臭い話なんて入れるなという声もあると思いますがたばこやパチンコのようなものを時間をかけて増やしても虚しいだけです。小島監督は気持ちがいいだけのいわゆる快感原則に従った構成や構造は映画やドラマにならない、ことを理解されています。メタルギアソリッド2の重要概念であるミーム、文化的遺伝子のことを考えてみてください。たんにスッキリして終わり、気持ちがいいだけ、何も考えなくていいものを人々へ、未来へ伝えてどうするんですか。動物というより獣ですよ。それは。

難易度、操作性、ストーリー、フィールド、やり込み要素、グラフィックなど、全体的に自分にとって不満な要素は無く、とても面白かった。ただ散々言われてきた通り、ラストは唐突なところがある。もしこれからプレイする人がいれば、あらかじめこれを知っておいてからプレイしたほうがショックは少ないだろう。

アップデートしたらまったく起動しなくなった 不良品だった。

メタルギアの、動画を観てたらやりたくなり購入。子供が小さかったから、グロテスクは控えていたけど、ＭＳＸからのファンにはイイネ。

まあ面白いっすよ

監督がこだわった60fps表現はニーアオートマタでその理由がよく理解されたとおもう。PS3と違い肌の質感と衣装がとくにリアル。イベントFOBでもらえるスーツは色や迷彩など様々ですがPS3版は迷彩がボヤケてあまり綺麗じゃなかったのがPS4はバトルドレスもスニーキングスーツも全部綺麗に衣装のメリハリが表現されていて次世代の性能をよく感じさせる。チャレンジタスクのおかげで序盤からA兵士が加入してくるしS兵士も仲間になる。まるで生育旺盛な植物のようにみるみると班の開発能力が上がっていく。その反面マザーベースの拡大には資源があっても時間が必要であるため人員がすぐにパンクしてしまいタスクでもらえる兵士を少しもらわないようにタイミングを遅らせるなど、なんとも贅沢な現象が起きたほどスピーディーに進む。イベントFOBで資源も回収できるし初心者にもリターンユーザーにも遊びやすくなっています。快適な移動速度、匍匐から次のアクションの速さ、敵と出くわした際の上下左右の急旋回、調理するかのようにスムーズなCQCからの尋問制圧こんなによく出来た操作性のゲームは他に知らない。この操作性はオープンワールドにおける完成形に近いのではないかと思う。ep33通信網破壊指令ミッションで7人ほどの敵兵に囲まれ窮地に陥ったときに義手パンチによって形勢逆転した時は脳汁出た。オープンワールドの無味無臭な移動もTPPでは移動中に優秀な敵兵を探してフルトンするためイレギュラーな動きが起きやすくまたバディという仲間を連れていけることで戦略性も幅広い。オープンワールドの欠点を見事に改善していてお見事としか言いようがない。TPPをプレーしたあとでは洋ゲーのオープンワールドをやると操作性にストレスがたまるようになる。内容についてはネタバレになるので控えますが「ゲームだからこそできる」「ゲームにしか出来ない」ことを実現した今作を画期的で私は今はおもしろいと気に入ってます。麻酔にこだわるもいいし、殺傷武器で悪に堕ちてもいい。全てはあんた次第。トロフィーは効率的にやってもコツコツと続けなければ達成できない内容が多いので根気が必要です。100％やってる人がいたらその人は間違いなくダイヤモンド・ドッグズを愛してる。私はPS3版を800時間(MGO3含めて)はプレーしたのにPS4版も買ってしまった。トロコンした時に様々な思い出が走馬灯のように蘇り、トロコンしたうれしさよりも妙に寂しい感覚になった。まだやりたい！そういう感覚になる。そんなふうに思ったゲームはTPPが初めて。未完成なのがほんとうに残念でならない。だけど失った物の痛みを憎しみで緩和したところで意味もないわけで、素直に今あるゲームを素直に受け入れて遊びましょう。メタルギアの最終作にして最高傑作です