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L**E
A Brilliant Read with Excellent Annotations
An excellent presentation with copious notes as one might expect from Penguin Classics.
N**I
ジュリエット・スティーブンソンによる朗読CD(完全版)
本ではなく、朗読CDについてです。女優ジュリエット・スティーブンソンによる朗読(完全版:Unabridged)です。7枚のCDで約8時間40分。原作自体、ジェイン・オースティンの小説の中では比較的、落ち着いた地味な作品なので、この朗読も落ち着いた感じです。ジュリエット・スティーブンソンの声はクリアなので、とても聞きやすく、また登場人物毎に声、話し方を変えるので、「誰のセリフ?」といった混乱はありません。それよりも、登場人物毎に違う話し方のせいで、くすっと笑ったり、にたぁ、っとなったりするので、電車の中で聞く時は、怪しい人にならないよう、お気をつけ下さい。朗読のスピードや朗読者の声などに不安のある方は版元のNaxos AudioBooksで視聴ができます。まずはそちらで試してみて下さい。ジュリエット・スティーブンソンのおかげで小さな活字とにらめっこ、を我慢することなくジェーン・オースティンの小説の世界を楽しんでいます。
H**A
オースティンの中で一番好きな作品
とても良い作品です。私はPride & Prejudice, Sense & Sensibilityと、オースティンの代表的な作品を読みましたが、このPersuasionの方が好きです。本の内容、面白さ、心にしみこんでくる点は5点満点なのですが、このPenguin Popular Classicsの版にはオースティンの兄Henryによる"Biographical Notice of the Author"が載っていません。という訳で1つ星を減らしての4つ星とします。Persuasion出版時には既にJaneは他界していたのですが、そのJaneの才能を見抜き、応援し、尊敬もしていた兄の愛情がこのBiographical~によく表れていると聞いていたので、せっかく買ったこの本についていなかったのには本当に残念でした。本の内容だけを見ると、よく言われているようにヒロインのAnneはP&PのElizabethやエマのような華やかさなどはありません。が、好感を持たずにはいられない魅力を持ち合わせています。読んでいく内に、Anneと同じように感じ、傷つき、戸惑い、喜んでしまいます。また、この本の一番の見せ場がWentworth大佐からの手紙でしょう。この熱烈さ!こんな手紙を受け取ることができたら幸せですね。この手紙の部分だけでも、一度この本を読む価値があると思える程、心にじーんとくる手紙です。この手紙を書くことになったきっかけ、渡す方法もオースティンらしくて大好きです。オースティンの文章はちょっとクセがあるかなと思いますが、でも執筆された時代を考えると、読みやすい方だと思いますし、単語も難しいものはあまり出てきません。一度調べた単語が何回か繰り返し出てくることもあるので、語彙を増やすのにもいいと思います。それに、Wentworth大佐の手紙は是非とも英語で読んで頂きたいものです。心が打ち抜かれます。
S**7
しっとりとした風情の漂う作品
オースティン晩年のこの作品、それまでの作品の若いヒロインたちとは違い、ヒロインのアンは、最愛の人との別離という苦い経験をそっと心にしまいこんだまま、花の盛りを過ぎてしまった20代後半の女性です。知性と良識のある彼女に愛情を向けることを知らない家族の中で淡々と生きてきた彼女の前に、昔の恋人ウェントワース大佐が再び現れたときから、彼女の心にさざ波が立ち始めます。その微妙な心の動きが、全編を通して静かに語られていくこの作品は、オースティン作品の中では一番ロマンチックなのかもしれません。最初は冷淡な恋人の心が自分に戻ってきていることを、彼のちょっとした言葉や行為に見出し、少女のようにときめいている女性の心の機微が細やかに描かれています。全体にしっとりとした風情が漂うこの作品の中で、ウェイントワース大佐の情熱的な手紙はとても印象的で心に残るものです。「高慢と偏見」ほどは多くの人の共感を集める力はないかもしれませんが、私は円熟期のオースティンの作品の中では、「マンスフィールドパーク」よりも柔らかで、「エマ」よりも静かなこの作品が大好きです。Persuasionというタイトルの持つ意味も、なかなか深いと感じています。このreissue版ペーパーバック、従来のpenguin classicsより幾分厚みはありますが、フォントが大きめで読みやすいです。
H**S
McEwan朗読は短縮版です
彼女の声に好き好きはあると思いますが、朗読として聴いているのは楽しいです。が、ここの表示にはunabridgedとありますが、abridgedですので、本のすべての言葉を朗読しているわけではありません。アマゾンの表示が間違っています。Persuasion (Penguin Classics)
ゴ**ス
もうひとつです。
ジェーン・オースチンの名前で期待したが、平凡な作品という個人的感想である。AnneとWentworthがよりを戻すきっかけの描き方が少し物足りない気がする。性格・心理描写はオースチンらしくていねいにできていると思う。
舞**泉
gOOD
I read this and feel it make me some sad, content so deep, i think so
Trustpilot
1 month ago
1 day ago