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柴**明
比類のない英英辞典
「(日本人の)英語力は、究極的に、どの辞書を使うかで決まる」とは昔から分かっていた。しかし頭のどこかで、「英英辞典であれば問題ない、大差ない」と思っていた。この考えを見事に打ち砕いてくれたのが、この辞書である。例えば ‘structure’ は、長年使っていた辞書によれば、 “the way in which something is made, built, or organized” とある。また別の辞書には、 “the way in which something is organized, built or put together” とある。一方、この辞書によれば、"the arrangement of and relations between the parts or elements of something complex” である。つまり ‘structure’ は、単に「方法」とか「仕方」(way=manner)ではなく、「配置」と「関係」との2つの要素から成っていたのだ。しかもこの「関係」とは、「そのあらゆる構成要素同士のたがいの関係」なのだ。世界で一流の議論をする者たちは、 ‘structure’ をこれほど正確かつ厳密に理解していることが初めて分かった。他の全ての語についても同じである。もしこの辞書が30年前に書かれ、私がその時からこの辞書を使っていたとしたら、私の英語力は現在とは比べものにならないものであったろう(ネイティブであれば、遺伝的要素は別にしても、子供の頃から学校その他でいろいろ話を聞き本を読むうちに、たとえ辞書を引かなくとも、単語の意味が身につくはずであるが、その言わば知的環境により、単語理解のレベルが異なるものなのだろう。これは無論、どの言語についても言えることで、例えば上の ‘structure’ の場合、前者2つは一般的理解であり、最後のはやはり高レベルの理解であると思われる)。(ところで “strike” の例文にさりげなく “she was rather struck on Angus, wasn’t she?” とあるのが面白い)(そして私の一番好きな例文は、raise の項にあるこれである。”Universities are meant to raise doubts about every axiom.”)
T**O
中辞典なのでOALDやLDOCEにない単語が掲載
3段表示です。外側のカバーを外すと、内側は黒いハードカバーになっています。サイズは大きく重いです。それだけに収録語彙は十分です。日本文化に関する語や、メジャーでない動植物の説明、専門用語も当然掲載されています。学習用辞典ではないので、定義語彙のレベルは高いです。Weblioの語彙力診断で平均7,000~8,000語ですが、しばしば孫引きが発生します。・意味をすぐに知りたい:語彙力高い必要あり・意味も知りつつ語彙の勉強を兼ねたい:OALDが分かる程度の語彙力でよい
L**S
英語辞典のF1
ウェブスターのコレギエイトを使ってたのですがモタモタ感がありこちらに変更しましたウェブスターで4行読まないといけないところが4単語ですみます恐ろしい言語定義能力です異常な精度と言っても良いでしょう英英辞典に慣れた方はぜひご変更を。
A**ー
重すぎてすぐにバラバラになった。
単語の量は満足です。ある程度までに単語数を絞ってくれているので、自分のレベルを把握しながらチェックしていくことができます。発音記号はつけてほしかった。意味が簡潔で的確。語源も解説有で語彙力増強時の頼りになる指針となってくれます。ただ、サイズが大きすぎ、そして重すぎ。使用を開始してほどなく、あっけなく、ハードカバーの表裏表紙が外れてしまい、仕方なく、べろんべろんになった中身だけをカバー無しで使用しています(当然、透明なフィルムを貼り付けて補強、保護しました)。日本の広辞苑ではこんな事態、現象はありえません。頻繁に本棚から出し入れして使用するのではなく、大きな机に平置きで常備し、丁寧に使用することを想定されて作られているのでしょう。洋書の製本の悪さが前面に出た感じですが、それよりも、その十分なスペースを確保できない狭い住居の日本の学習者にとっては、とてもじゃないけど優しい作りになってはいません。むしろ、ハードワーカーな学習者が、自分の社会的格差を乗り越えて成り上がろうとしているのを応援してくれるのではなく、既得権益層の、充分な学習スペースを確保できるゆとりのある対象者に向けて製本されている感じがして、欧米の伝統的な社会格差問題を如実に示している例と思われましたが、これは私の考えすぎでしょうか?とにかく、デリケートすぎてスピーディー、気軽に扱えるものではありません。設置場所と学習時間が潤沢に確保できるゆとりのある方向けです。そこらへんが、「できるだけ幅広く多くの国民に学習と教養を膾炙しよう」と狙って作られた日本製の辞書の製本とは本質的に異なることです。コンテンツそのものはすごくいいのに・・・残念です。
住**午
文字サイズが適切である
発音記号があれば、もっと完璧だと思う。
Trustpilot
1 week ago
4 days ago