BUCK(バック) The 55 フォールディングハンター 055

キャンプに持って行くポケットナイフの中でも薄くて小型ですが、歴史のある外観のためか所有欲が満たされます。 写真はスパイダルコのDragonfly2、Buck 055、ビクトリノックスCompact、オピネル6を並べています。何かの参考になれば。 重さがDragonflyよりもありますが、個人的には許容範囲内です。あと、真鍮部分の汚れ等に関するコメントがありますが、個別にビニールに包装した状態で出荷されているわけではないので、当然につくかと思います。 私はメガネクリーナーのような布で少し拭きましたが、個人的には全く気になりませんでした。

主に渓流釣りに携帯しています。食材のカットはもちろん魚をさばいたりしてますが切味は良いです。そんなに期待はしてなかったんですが、手の大きくない私にはとても使い易いです。

55はbuck社の原点・110をポケットサイズにまで小型化したものです。刀身の形状は110と同じくクリップポイントであり、刺す・穿る・切る・削ぐといった幅広い用途が可能となっています。展開時には信頼性の高いロックバック方式がしっかりと刃を固定し、刀身のぐらつきなどはまったくありません。また刀身に対して柄が長く確保されているため、小型の折り畳みナイフの中ではしっかりと握れ、安心して使用することが可能となっています。ただし頑丈で用途の広いナイフといえど、あくまでも小型のポケットナイフであるという点は留意すべきでしょう。欠点は、箱から出した時点で製造時の汚れ、金属滓、油脂などが高確率でこびりついていること。刃のつき方がまちまちで、個体によっては先ず最初に自分で研ぐ必要性に駆られる事が挙げられます。また柄の主材料が木材と真鍮という関係上、使用後のマメな手入れは欠かせないでしょう。そうした手間を受け入れた上で、使用と所有を楽しむ、そういうナイフだと思います。

ハンドルのブラス（真鍮）とナチュラルウッドが贅沢な美しさをはなっています。実用はもちろんのこと、コレクションアイテムとしても満足できる名品だと思いますよ。手にズッシリとくる重量感もとても心地いいです。

110や112辺りから想像すると物凄くちっぽけな印象を受けてしまう感じで、思わず本物？と疑ってしまった。ネットで売られている価格も12,000円くらいからあるので一番安めの価格で購入出来た事も一因ですが。ガタツキもなく切れ味も良く全体的に隙のない仕上がりです。刃を出して握った感じは人差し指から薬指の３本の指だけで握る感じの大きさです。休日の家でのDIYや作業時にジーパンのポケットに常に入れておくとわりと出番が多く重宝してます。家から少し離れた別宅の周りが藪になって来て草刈り機だけで作業ができると思ったら、鳥が落とした糞に混じったタネが発育し雑木が生えてきてしまって難義していたのですが、ダメ元でポケットにあったこのナイフで幹を削ぐ感じで見事に始末する事ができました。結構ハードな使い方でしたがガタつきが出るわけでも刃がダメになるわけでもありませんでした。素晴らしい！積極的に使って味が出てくる様にしたいと思いますました