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L**S
エッセンス満載!
彼にしては短めの物語ですが、持ち前の人物描写の巧さはまったく割引されておらず、例によってあっという間に物語に引き込まれて読み進めさせられます。「IT」とのつながりもあったり、自分のような長年のフォロワーにも大サービスしてくれています。初めて彼の作品を読んでから40年近く経ちますが、いつもいつも、新刊を読み終えた瞬間から次の名人芸が待ち遠しくなるのでした。
R**E
Solid voice popcorn thriller Stephen King
Book arrived on time and in good condition. As for the story itself: Nice and fast read with a solid voice. Some of the twists didn't work for me but overall loved it. Looks lovely on my shelf beside my other Hard Case Crime Stephen King novel. Get it, and speed through it with a nice bowl of popcorn. Not among King's greatest stories but a fun read nonetheless.
A**C
最近のKingでは、最も楽しめた
Stephen King(1947~)が2021年に発表した「Later」を手に取ってみた。久しぶりにKingらしいホラー小説となっているのではないだろうか。主人公はJamie Conklinという少年なのだが、彼には死者と話すことができるという隠れた才能がある。その特技を用いて、作家の代理人を生業とする母、そして母の友人であり警官であるLizの手助けを行なう。特に母の看板作家であったThomasが亡くなった時には、Thomasから最新作の内容を聞いて、母の苦境を救う。一方Lizは、Jamieを利用して自分の手柄を仕立てようとする。Jamieは一度、大事件を解決するために手伝うのだが、それに味をしめたLizは2匹目のドジョウを狙ってJamieを無理矢理連れ出す。さて、JamieはLizの思うままになるのか、それとも……。Kingらしいおぞましい描写も散見され、古くからのKingファンにとってもなかなか楽しめる展開になっている。またKingにしては短くて、250ページにも満たない、また少年が語るという設定になっていることもあって、用語も易しくなっている。ひょっとすると、映像化しても良いのではないか、という動機さえ浮かんでしまうほどだ。近年のKingの中では、最も楽しめたと思うのだが、いかがだろうか。
M**I
怖くって、はらはらして、どうなってゆくのか気になって、読むのをやめられなくなります。さすがStephen King 氏 です。
人は亡くなった直後、亡くなった時の姿そのままで、幽霊(?)となって、本人の遺体のそばに立っているという設定がおもしろいです。しかもその幽霊を。実際に目で見ることができる能力がある人がいて、そういう超能力を持った人はその幽霊と会話ができ、幽霊のほうは質問に答えなければならないし、答えるときは嘘は言えない、という設定がさらにお話をおもしろくしています。 彼の作品に欠かせない、邪悪な人物(人でないことも)たちもシッカリ出てきて怖がらせてくれます。 同時に、心の正しい良い人たちも出てきて、怖いお話ながら、怖いと同時に、心をあたためてくれます。たとえば、隣に住む老いた教授とその奥さん。頑張って働き、なぜか認知症の兄の面倒をしっかりみるシングルマザー。(主人公の母)
川**志
最後のサプライズにやられた!
次から次へと、よくもまあ面白いストーリーを考えつくもんだ!映画化された過去の作品もちょこっと入れて、遊び心も忘れていない。お勧めします!
Trustpilot
1 month ago
1 month ago